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特集 形成外科から学び取る
遊離自家植皮術の基本的事項—Sheet graft, Patch graft, Mesh graft
Basic principles of free skin autografting:Sheet graft, Patch graft and Mesh graft
塚田 貞夫
1
Sadao TSUKADA
1
1金沢医科大学形成外科
pp.1303-1311
発行日 1992年10月20日
Published Date 1992/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900903
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外科的基本手技として遊離自家植皮術(sheet graft, patch graft, mesh graft)の方法と適応をあげ,その手技の要点を解説し,併せて術後管理,移植皮膚の生物学的治癒像について付言した.遊離植皮術を施行するにあたって,その目的を十分考慮に入れた適切な方法を選択する必要がある.特に,術後の移植皮膚の整容的・機能的な障害はさらに精神的な苦痛や長期にわたるリハビリテーションを強いる.また,採皮部位の整容・機能的損傷の併発防止に十分留意しなければならない.
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