特集 術前・術後管理 '91
E.術後全身的管理
持続的硬膜外除痛法
田中 経一
1
1福岡大学医学部麻酔学
pp.104-105
発行日 1991年10月30日
Published Date 1991/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900579
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■特徴■
硬膜外麻酔法は頸部以下のどの部位の手術にも応用できる極めて応用範囲が広い局所麻酔法であり,特に術後持続的な無痛が得られる特徴がある.従来からの局所麻酔薬に加え,脊髄における麻薬受容体の存在が明らかになり,Beharらのヒトでの硬膜外モルヒネの鎮痛作用の報告1)以降,この方法は術後の疼痛管理法を一変させた.
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