Japanese
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特集 胃癌の治療update
胃癌のレーザー療法
Laser endoscopy for early gastric cancer
比企 能樹
1
,
嶋尾 仁
1
,
小林 伸行
1
Yoshiki HIKI
1
1北里大学東病院消化器疾患治療センター外科
pp.1061-1066
発行日 1991年9月20日
Published Date 1991/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900500
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胃癌の非観血的治療は,最近注目されるようになった.非開腹で,最小侵襲のもとに胃癌を治療するための条件は何か? そのための対象となる早期胃癌とはどのようなタイプのものであればよいか? 治療の方法にはどのような種類のものがあって,どのような成績であるか? 更に現在,早期胃癌の手術成績は,その術後遠隔成績の面でも,すばらしく良好な成績をおさめている.このような優秀な外科手術法にとって代るためには,どのような治療技術をもって,どのような症例を対象としたらよいかなどの問題について,われわれの施設で外科手術を行った単発早期胃癌631例の経験と,内視鏡治療を行った87例の成績をもとに述べる.
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