カラーグラフ Practice of Endoscopy
胃・十二指腸内視鏡シリーズ・ⅩⅦ
胃内計測法—レーザー法
岡崎 幸紀
1
,
山口 昌之
2
,
柳井 秀雄
3
1周東総合病院内科
2大島病院内科
3山口大学医学部第1内科
pp.911-914
発行日 1991年8月20日
Published Date 1991/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900480
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胃内病変を内視鏡的に計測する方法は,内視鏡直視下にメジャーやマーカーを直接に接触させて測る方法と,内視鏡の焦点調節機構や視差を応用して計測する非接触的な方法が試みられてきた.
われわれは,町田製作所の協力のもとに,後者の方法のひとつとして,アルゴンレーザーの回折光の配列パターンを胃内病変上に投射し,その配列のパターンを画像解析し,病変の大きさ,高さ,深さを計測する方法を検討してきた.
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