Japanese
English
装置と方法
レーザドプラ法による動脈血流計測
Local Blood Flow Velocity Measurement in Artery by Laser Doppler Method
梶谷 文彦
1
,
伯耆 徳武
1
,
友永 轟
1
,
三戸 恵一郎
1
,
鍵山 光庸
1
,
平松 修
Fumihiko Kajiya
1
,
Noritake Hoki
1
,
Go Tomonaga
1
,
Keiichiro Mito
1
,
Mitsuyasu Kagiyama
1
,
Osamu Hiramatsu
1川崎医科大学ME・システム循環器
1Kawasaki Medical School Dept. of Medical Engineering & Systems Cardiology
pp.141-149
発行日 1982年2月15日
Published Date 1982/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404203925
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心臓は,その駆出期にほぼ限られた時相に三角波状波形の動脈血流を入力部である上行大動脈に駆出する。この三角波状の波形は,やがて拡張期を含んだ心周期全時相の流れへと発達し,血管各部位で様々な変形を示す。
さて,ここでの課題である血流速度であるが,それは血管内のある点での血液の速さであり,単位として,たとえばcm/secなどが用いられる。すなわち,血流速度は血流に関する一つの基本量と考えることができ,この血流速度を血管横断面で積分(加算)したものが血流量であり,その単位はml/secなどで表わされている。
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