Japanese
English
臨床報告
術前に診断しえた十二指腸多発カルチノイドの1例
A case of multiple carcinoid tumors of the duodenum diagnosed preoperatively
宮本 伸二
1
,
内田 雄三
1
,
久保 宣博
1
,
葉玉 哲生
1
,
得丸 佳秀
2
,
横山 繁生
3
Shinji MIYAMOTO
1
1大分医科大学第2外科
2大分医科大学第3内科
3大分医科大学付属病院中検病理
pp.625-628
発行日 1991年5月20日
Published Date 1991/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900441
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はじめに
近年,消化管内視鏡の日常化に伴い十二指腸カルチノイドの報告例が増えつつあるが,早期に術前診断されることは依然稀である.
今回,われわれはポリペクトミーにより術前に確定診断を得ることができた十二指腸球部多発カルチノイドを経験したので,若干の文献的考察を含めて報告する.
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