Japanese
English
臨床報告
狭窄を来した外傷性下行結腸壁内血腫の1例
A case with descending colon stenosis due to traumatic intramural hematoma
和田 龍一
1
,
佐藤 新一
1
,
奈良 圭二
1
,
大道寺 浩一
2
,
森田 隆幸
2
,
浅野 真彦
1
,
小野 慶一
2
,
木村 正方
3
Ryuichi WADA
1
1公立米内沢総合病院
2弘前大学医学部第2外科
3弘前大学中検病理
pp.119-122
発行日 1991年1月20日
Published Date 1991/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900365
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はじめに
腸管壁内血腫は外傷や血液疾患などに随伴する稀な疾患である.最近,われわれは腹部打撲後に腹部膨満,便秘などが持続したため開腹術を施行し,下行結腸壁内血腫と診断された症例を経験したので,文献的考察を加え報告する.
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