特集 保存的治療の適応と限界—外科から,内科から
痔核・痔出血
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隅越 幸男
1
1社会保険中央総合病院大腸肛門病センター
pp.1446-1448
発行日 1990年10月30日
Published Date 1990/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900242
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痔核は日常数多くみられる疾患であるが,直接生命にかかわる心配がないため,軽く考えられがちで,患者も肛門からの出血,疼痛,腫脹,脱出などの症状があれば,まず市販の坐薬や軟膏を使用して,その場をすごしているのが実状である.
痔核の治療はまず痔核の本態を知り,長い間にどのような変化をして進行するかを正しく認識することが必要である.
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