Japanese
English
臨床報告
膵腫瘍と鑑別困難であった腎癌術後18年の後腹膜転移の1例
A case of report: Retroperitoneal metastasis of renal cell carcinoma following 18 years, received the misdiagnosis of pancreatic tumor
佐野 正幸
1
,
堀見 忠司
1
,
武田 功
1
,
今井 鋼
4
,
森田 荘二郎
2
,
横田 哲夫
3
,
近藤 慶二
1
Masayuki SANO
1
1高知県立中央病院外科
2高知県立中央病院放射線科
3高知県立中央病院消化器科
4高知生協病院外科
pp.517-520
発行日 1990年4月20日
Published Date 1990/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900086
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はじめに
腎癌摘出術後の10年生存率は18〜23%と報告されているが1,2),中には10年以上の長期間を経て再発する症例も認められる3).最近われわれは膵腫瘍と鑑別困難であった腎癌摘出術18年後の後腹膜転移と思われる症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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