Japanese
English
特集 今日のストーマ
ストーマとコンチネンス
Intestinal stoma and continence
磯本 浩晴
1
,
白水 和雄
1
,
緒方 裕
1
,
荒木 靖三
1
,
林 譲司
1
,
山下 裕一
1
,
掛川 暉夫
1
Hiroharu ISOMOTO
1
1久留米大学医学部第1外科
pp.435-441
発行日 1990年4月20日
Published Date 1990/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900070
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かつて消化器ストーマを造設した場合には,腸内容を保持する能力がなく,余儀なく内容物の体外収納という形を取らざるを得なかった.それ故に近年ストーマに関する装具の進歩,向上がもたらされたものと思う.ところがquality of lifeの面からみると,コンチネンスを具備した術式あるいは装具が望ましいわけである.今回はこれらストーマに対するコンチネンスの歴史的背景をみながら,臨床的のみならず,実験的ではあるが,コンチネンスを考慮した術式について概観した.
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