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特集 今日のストーマ
一時的ストーマ造設と閉鎖
Fashioning and closure of temporary stoma
寺本 龍生
1
,
小平 進
1
Tatsuo TERAMOTO
1
,
Susumu KODAIRA
1
1慶應義塾大学医学部外科
pp.423-428
発行日 1990年4月20日
Published Date 1990/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900068
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一時的ストーマにはループ式,分離式,Hartmann法などがあり,とくにループ式が日常多く行われている.一時的ストーマは大腸イレウス,穿孔などの減圧のため緊急に造設されたり,炎症,出血,縫合不全などで病変部を空置し,病変部の安静,治癒を促すために準緊急的に造設されるものである.
したがって,患者の全身状態が不良な場合に造設されることが多いため,造設手技が平易かつ安全であり,術後の管理が容易であることに加えて,目的を達したら比較的容易に閉鎖することのできる術式を選択すべきである.
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