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特集 今日のストーマ
永久的ストーマ造設と管理
Establishment and management of a permanent (stoma) artificial anus
今 充
1
,
山中 祐治
1
,
森田 隆幸
1
,
羽田 隆吉
1
Mitsuru KONN
1
1弘前大学医学部第2外科
pp.417-421
発行日 1990年4月20日
Published Date 1990/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900067
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著者らの永久的ストーマ造設の概要と造設後の管理のポイントにつき記した.患者個々人にフィットするストーマを造設するには術前の良く検討されたストーママーキングが必要不可欠である.造設には大きからず腸管の太さにあった適当なサイズと高さを有するストーマが,術後管理上極めて重要なポイントとなる.腹直筋前葉は大きく開かず,腹膜外トンネルを通すことは術後ヘルニア発生予防の一助となる.一期的に開口した腸管は皮膚と粘膜には針を通さず,真皮と腸管漿膜筋層を縫合固定することも大事である.フィンガーブジーを無益有害とする人が多いようだが,その根拠を理解し得ず,ストーマ受けいれのプロセスとしても有意義と考えている.
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