増刊号 2024年最新版 外科局所解剖全図—ランドマークの出し方と損傷回避法
Ⅱ.下部消化管
炎症性腸疾患(IBD)に対する括約筋温存大腸全摘術におけるランドマーク
品川 貴秀
1
,
野澤 宏彰
1
,
石原 聡一郎
1
Takahide SHINAGAWA
1
1東京大学腫瘍外科
pp.147-151
発行日 2024年10月22日
Published Date 2024/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214701
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POINT
●直腸背側の剝離はTMEの層に沿って剝離し神経温存に努める.
●肛門挙筋および肛門括約筋損傷に注意した肛門管剝離操作を行う.
●回腸囊肛門吻合(IAA)における会陰操作では内肛門括約筋を温存した粘膜抜去を行う.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2029年10月末まで)。
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