特集 手術支援機器 百花繚乱!—ロボットとデバイスホールダー
扉
pp.1077
発行日 2024年10月20日
Published Date 2024/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214652
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2018年に消化器外科領域でロボット支援手術の保険適用が承認されて以来,この領域における同手術の普及と発展は目を見張るものがある.従来,手術支援ロボットといえばIntuitive Surgical社のda Vinci一択であったが,最近ではMedtronic社のHugo,国産ではメディカロイド社のhinotori,リバーフィールド社のSaroaなど,複数の機器が臨床の場で使用できるようになった.また少し視野を広げると,スコープや鉗子を把持して術者をサポートするデバイスホールダーにも最新のテクノロジーが応用され,単にデバイスを固定する器具以上の機能を発揮するようになった.これらの機器にはそれぞれ特徴があり,実際の手術で使用するうえでの工夫が必要となる.本特集では,各機器の特徴や実際の手術での使用法について,この領域のエキスパートに解説していただいた.
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