増刊号 —消化器・一般外科—研修医・専攻医サバイバルブック—術者として経験すべき手技のすべて
Ⅱ.体表・体壁
ヘルニア
大腿ヘルニアの診断と手術方法
江口 祐輝
1
YUKI EGUCHI
1
1刈谷豊田総合病院 消化器外科
キーワード:
大腿ヘルニア
,
腹腔鏡下手術
,
TAPP
Keyword:
大腿ヘルニア
,
腹腔鏡下手術
,
TAPP
pp.81-85
発行日 2023年10月22日
Published Date 2023/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214298
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ビギナーへのアドバイス
◯大腿ヘルニア(新JHS分類F型)は嵌頓・腸管壊死を伴うことも多く,患者それぞれの状態に応じた治療が必要となる.確実な診断のもと適切な術式選択を行うことが重要であり,各術式に精通しておく必要がある.
◯腹腔鏡下手術は両側の正確なヘルニア診断とその修復,術後早期の疼痛や慢性疼痛が少なく,有用性が広く示されている.
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