Japanese
English
症例
腹腔鏡下幽門側胃切除後の脾動脈血栓による残胃壊死の1例
A case of gastric remnant necrosis after laparoscopic distal gastrectomy
和田 雅孝
1
,
黒川 貴則
1
,
細井 勇人
1
,
金子 行宏
1
,
本原 敏司
1
M. Wada
1
,
T. Kurokawa
1
,
H. Hosoi
1
,
Y. Kaneko
1
,
T. Motohara
1
1函館市医師会病院外科
キーワード:
残胃壊死
,
幽門側胃切除
,
胃癌
Keyword:
残胃壊死
,
幽門側胃切除
,
胃癌
pp.1277-1281
発行日 2020年11月1日
Published Date 2020/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_1277
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はじめに 幽門側胃切除後の残胃壊死は,頻度は低いが死亡率の高い病態であり,十分留意すべき合併症の一つである1).われわれは胃癌に対する腹腔鏡下幽門側胃切除後に,残胃壊死から穿孔性腹膜炎にいたった症例を経験した.若干の文献的考察を加え報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2020