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特集 術後QOLを重視した胃癌手術と再建法
総論
胃癌手術と術後QOLについての患者報告型アウトカムを用いた近年の研究方法とその成果
Measurement of patient reported outcome as methods to evaluate postoperative quality of life after surgery for gastric cancer
小寺 泰弘
1
Yasuhiro KODERA
1
1名古屋大学大学院医学系研究科消化器外科学
キーワード:
胃切除術後障害
,
患者報告型アウトカム
,
QLQ-C30
,
PGSAS-45
Keyword:
胃切除術後障害
,
患者報告型アウトカム
,
QLQ-C30
,
PGSAS-45
pp.524-528
発行日 2023年5月20日
Published Date 2023/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214116
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【ポイント】
◆質問票を用いて測定する患者報告型アウトカムは臨床研究の評価項目として有用である.
◆これまでは海外の質問票が使用される傾向にあったが,わが国でも胃切除術後障害を含む上部消化管手術後のQOLの評価に適した質問票がいくつか開発された.
◆以上より,術式や再建法を評価する臨床研究を実施する準備が整ったと考える.
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