Japanese
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特集 術後障害のリアル—外来フォローの実力が臓器損失を補う
評価・対応の実際
胃—ダンピング症候群,小胃症状,食道逆流など
Gastrectomy: dumping syndrome, small stomach syndrome, esophageal reflux, etc
中田 浩二
1,2
,
川村 雅彦
1,2
,
古西 英央
1
,
岩崎 泰三
1
,
村上 慶四郎
1
,
志田 敦男
1
,
柏木 秀幸
1
,
羽生 信義
1
,
三森 教雄
1
,
矢永 勝彦
1
Koji NAKADA
1,2
1東京慈恵会医科大学外科
2川村病院
pp.280-287
発行日 2016年3月20日
Published Date 2016/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211104
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【ポイント】
◆胃切除術が消化器系などに及ぼす損失は大きく,古くより胃切除後障害として知られている.
◆胃切除術を行う外科医は「がんを治すこと」と同時に,手術および外来フォローによって「術前に近い生活が送れる」ことも目標としたい.
◆胃切除後障害は「起こるもの」と認識し,予防のための指導を充実させるとともに,外来フォローにおける検出と対応についても気に留めることが肝要である.
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