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特集 進化する肝臓外科—高難度腹腔鏡下手術からロボット支援下手術の導入まで
腹腔鏡下ドナー肝切除
世界的な現状と日本におけるガイドラインの作成
Laparoscopic living-donor surgery: global situation and creation of guidelines in Japan
篠田 昌宏
1
,
板野 理
1
,
永野 浩昭
2
,
田邉 稔
3
,
若林 剛
4
Masahiro SHINODA
1
1国際医療福祉大学医学部消化器外科
2山口大学大学院医学系研究科消化器・腫瘍外科
3東京医科歯科大学肝胆膵外科学分野
4上尾中央総合病院外科
キーワード:
腹腔鏡下ドナー肝切除
,
ガイドライン
,
保険適用
Keyword:
腹腔鏡下ドナー肝切除
,
ガイドライン
,
保険適用
pp.309-313
発行日 2023年3月20日
Published Date 2023/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214065
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【ポイント】
◆海外で多数行われている低侵襲ドナー肝切除(MIDH)は,日本では保険未収載という障壁のため拡大が阻まれてきた.
◆過去20年で世界から発信されたMIDHの報告を概説し,直近の国際会議の内容を解説する.
◆2022年4月,ついに日本でもMIDHは部分的に保険適用となった.その詳細を解説し,ガイドラインの準備状況についても紹介する.
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