Japanese
English
特集 ラパ胆を極める!
リカバリー治療
有症状の遺残胆囊・胆囊管内結石に対する治療
Reintervention for symptomatic remnant gallbladder/cystic duct stones
津嘉山 博行
1
,
三澤 健之
1
,
渡邉 理
1
,
高橋 秀樹
1
,
近藤 理江
1
,
肥沼 隆司
1
,
豊田 啓恵
1
,
渋谷 誠
1
,
佐野 圭二
1
Hiroyuki TSUKAYAMA
1
1帝京大学医学部附属病院肝胆膵外科
キーワード:
bailout surgery
,
遺残胆囊・胆囊管内結石
,
遺残胆囊炎
,
腹腔鏡手術
Keyword:
bailout surgery
,
遺残胆囊・胆囊管内結石
,
遺残胆囊炎
,
腹腔鏡手術
pp.741-745
発行日 2022年6月20日
Published Date 2022/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213749
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆急性胆囊炎に対する回避手術後は,遺残胆囊・胆囊管内結石の可能性を念頭に置く.
◆遺残胆囊・胆囊管内結石,遺残胆囊炎に対する外科手術は,急性胆囊炎に対するbailout surgeryと同様あるいはそれ以上の難度である可能性が高い.
◆炎症,癒着の程度によっては,胆囊管での処理にこだわらず,遺残胆囊の開放および嵌頓結石除去といった,さらなる回避手術を考慮する.
Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.