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特集 直腸癌局所再発に挑む—最新の治療戦略と手術手技
手術各論
重粒子線治療後の予防的小腸切除術
Prophylactic resection of radiation exposed small intestine after carbon-ion radiotherapy
松山 貴俊
1
Takatoshi MATSUYAMA
1
1埼玉医科大学総合医療センター消化管・一般外科
キーワード：
直腸癌局所再発
,
重粒子線治療
,
予防的被曝腸管切除
Keyword:
直腸癌局所再発
,
重粒子線治療
,
予防的被曝腸管切除
pp.587-589
発行日 2022年5月20日
Published Date 2022/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213717
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【ポイント】
◆重粒子線治療の際に標的病変と腸管が接していると，被曝による穿孔や瘻孔形成が問題となる．
◆重粒子線治療前のスペーサ留置は，異物の感染など手術の合併症により重粒子線治療が遅れるリスクがある．
◆重粒子線治療後の予防的被曝腸管切除は，重粒子線治療を早期かつ確実に施行できるメリットがある．
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