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特集 スコピストを極める
各論
ヘルニア手術でのスコピストのテクニックとコツ—スコピストをマスターしてラパヘル(TAPP)を極める
Technical tip to a good TAPP scope operator: a good scope operator is a good TAPP surgeon
植野 望
1
,
裏川 直樹
2
Nozomi UENO
1
1大阪府済生会吹田病院ヘルニアセンター
2神戸大学外科学講座食道胃腸外科分野
キーワード:
TAPP
,
スコピスト
,
腹腔鏡下手術
,
鼠径ヘルニア
Keyword:
TAPP
,
スコピスト
,
腹腔鏡下手術
,
鼠径ヘルニア
pp.1271-1280
発行日 2021年10月20日
Published Date 2021/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213472
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【ポイント】
◆腹腔鏡下手術におけるスコピストにとって重要なことは,手術操作の動きを速やかに追い続け,適切な水平を維持することである.
◆ヘルニア手術では,手術の流れと操作のコンセプトを理解し,骨盤内という特殊な解剖学的空間内における位置認識を確立することが,加えて重要となる.
◆さらに,助手の存在しない,いわゆるsolo-surgeryであることを十分に認識しておく必要がある.
◆術者が何を見たいかということを理解することが肝要である.
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