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特集 横行結腸癌の腹腔鏡下D3郭清手術—私のやり方,私の工夫
各論
右側横行結腸癌の腹腔鏡下D3郭清手術—上方アプローチ
Laparoscopi radical resection for transverse colon cancer-Superior approach
呉林 秀崇
1
,
五井 孝憲
1
Hidetaka KUREBAYASHI
1
1福井大学医学部第一外科
キーワード:
上方アプローチ
,
解剖学的構築の俯瞰
,
ゴールラインの設定
Keyword:
上方アプローチ
,
解剖学的構築の俯瞰
,
ゴールラインの設定
pp.955-959
発行日 2021年8月20日
Published Date 2021/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213418
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【ポイント】
◆上方アプローチ(横行結腸間膜頭側授動先行手術)にて「解剖学的構築の俯瞰と,ゴールラインの設定」を行い,手術の効率化や合併症の軽減につなげる.
◆本術式において特に注意が必要である膵臓と血管系の解剖学的構築について把握しやすい利点がある.
◆頭側の視野や解剖学的な全体像を俯瞰することができること,さらに出口(ゴールラインの設定)を作っておくことができるため,安全性に優れると考えられる.
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