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特集 特殊な鼠径部ヘルニアに対する治療戦略
特殊な鼠径部ヘルニアの診断と治療—精索脂肪腫を中心に
A diagnosis and treatment of inguinal canal lipoma
松原 猛人
1
,
嶋田 元
1
Taketo MATSUBARA
1
1聖路加国際病院ヘルニアセンター
キーワード:
鼠径ヘルニア
,
精索脂肪腫
,
sacless lipoma
,
精索脂肪肉腫
Keyword:
鼠径ヘルニア
,
精索脂肪腫
,
sacless lipoma
,
精索脂肪肉腫
pp.1284-1287
発行日 2019年11月20日
Published Date 2019/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212746
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【ポイント】
◆精索脂肪腫は,鼠径管外側から内鼠径輪を経由して脱出した後腹膜脂肪組織である.
◆腹腔鏡下手術では意図的に検索しない限り見逃され,再発の原因となる.
◆sacless lipomaは鼠径ヘルニアと同等に扱うべき疾患である.
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