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特集 急性胆囊炎診療をマスターしよう
手技のポイント—基本術式から難症例まで
中等症急性胆囊炎(Grade Ⅱ)の手術
Surgery for Grade Ⅱ acute cholecystitis
渡邉 学
1
Manabu WATANABE
1
1東邦大学医療センター大橋病院外科
pp.193-198
発行日 2019年2月20日
Published Date 2019/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212376
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【ポイント】
◆Grade Ⅱ症例の治療は,急性胆囊炎手術に熟練した内視鏡外科医がいる施設においては早期腹腔鏡下胆囊摘出術が推奨される.
◆急性胆囊炎に対する腹腔鏡下胆囊摘出術では,解剖学的なランドマークに基づく適切な層での剝離が最も重要な手術手技である.
◆高難度手術症例では,重篤な合併症を回避するために,開腹移行を含めた危機回避手術(fundus firstや亜全摘術など)も考慮する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年2月末まで)。
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