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特集 ここがポイント!—サルコペニアの病態と対処法
各論2・周術期管理と手術・治療の留意点
大腸手術
Surgery for colorectal disease
牛込 充則
1
,
船橋 公彦
1
,
吉野 優
1
Mitsunori USHIGOME
1
1東邦大学医療センター大森病院 一般・消化器センター外科
pp.1478-1481
発行日 2018年12月20日
Published Date 2018/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212306
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【ポイント】
◆消化器外科領域において,サルコペニアが術後合併症の発生や予後と関連することが示され,サルコペニアの臨床的意義が注目される.
◆大腸領域では,骨格筋量が減少したがん患者で,生存率の低下や化学療法において副作用の高い発現が報告されている.しかしながら,筋量減少と筋力低下,身体機能低下を反映させたサルコペニア診断基準に基づいた報告は少なく,今後の研究が望まれる.
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