特集 大腸肛門外科における消化管ストーマ造設術とその関連手技
Ⅱ.各論 1)開腹大腸癌手術におけるストーマ造設術
鏡 哲
1
,
船橋 公彦
1
,
長嶋 康雄
1
,
牛込 充則
1
,
金子 奉暁
1
,
三浦 康之
1
1東邦大学医療センター大森病院消化器センター外科
キーワード:
人工肛門
,
緊急手術
,
ストーマ合併症
Keyword:
人工肛門
,
緊急手術
,
ストーマ合併症
pp.819-824
発行日 2021年4月15日
Published Date 2021/4/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002205
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わが国の大腸癌治療もこの4半世紀の間に大きく進歩を遂げた。これまで開腹で行われてきた大腸癌手術は,いまや腹腔鏡手術にとって代わり,最近ではロボット支援手術が急速に普及しつつある。また,括約筋温存術についても,これまで腹会陰式直腸切断術が行われてきた肛門近傍の腫瘍に対する括約筋間直腸切除術(intersphincteric resection;ISR)などの登場によって,かなりの事例で適応可能となった。
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