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特集 最新版 “腸閉塞”を極める!
疾患別 診断と治療
小腸腫瘍による腸閉塞
Obstruction due to the tumor of the small intestine
山形 幸徳
1
,
由良 昌大
1
,
大槻 将
1
,
森田 信司
1
,
吉川 貴己
1
,
片井 均
1
,
西田 俊朗
1
Yukinori YAMAGATA
1
1国立がん研究センター中央病院胃外科
pp.818-821
発行日 2018年7月20日
Published Date 2018/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212089
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【ポイント】
◆小腸腫瘍は上皮性腫瘍,非上皮性腫瘍,悪性リンパ腫,続発性腫瘍,ポリープに大別され,多種多様である.
◆いずれの小腸腫瘍も閉塞機転や腸重積の先進部たりうる.
◆画像診断で,小腸腫瘍が腸閉塞の原因と考えられた場合でも,腫瘍の質的診断を含む正確な術前診断は困難で,診断と治療を兼ねた外科的治療が選択される.
◆手術時の所見に応じて,小腸切除,リンパ節郭清,バイパスなどの術式を考慮する必要があり,臨機応変な対応が求められる.
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