Japanese
English
特集 外科医が知っておくべき小腸疾患
手術
小腸癌
Surgical treatment for cancer of the small intestine
山形 幸徳
1
,
八木 浩一
1
,
愛甲 丞
1
,
清川 貴志
1
,
西田 正人
1
,
山下 裕玄
1
,
森 和彦
1
,
野村 幸世
1
,
瀬戸 泰之
1
Yukinori YAMAGATA
1
1東京大学医学部附属病院胃食道外科
pp.1104-1108
発行日 2014年9月20日
Published Date 2014/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407105182
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【ポイント】
◆小腸癌は稀な疾患で,治療ガイドラインは存在しないのが現状である.
◆進行癌で発見されることが多く,予後不良である.
◆治療の主体は手術であり,非治癒因子がない場合はリンパ節郭清を伴う小腸切除を行う.
◆他臓器転移や腹膜播種を伴う症例では,出血や閉塞の予防目的に姑息的切除を行う.
◆後治療として他の消化管癌に準じた化学療法を行う.
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