特集 食道胃接合部癌の手術
Ⅱ.経裂孔アプローチ
1)食道胃接合部癌に対する経裂孔的下縦隔郭清
片井 均
1
,
由良 昌大
1
,
大槻 将
1
,
森田 信司
1
,
深川 剛生
1
1国立がん研究センター中央病院胃外科
キーワード:
接合部癌
,
経裂孔
,
縦隔郭清
Keyword:
接合部癌
,
経裂孔
,
縦隔郭清
pp.1501-1509
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000304
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接合部癌で,食道浸潤が3 cm以内の場合は,この開腹アプローチを行っている。これ以上の食道浸潤がある場合は,開胸アプローチを考慮している。自著『国がんドクター片井の胃外科手術』1)では,脾臓を脱転したあとの郭清を解説したが,本稿では脾臓温存症例の郭清を記述する。
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