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特集 縦隔を覗き,さらにくり抜く—これからの食道・胃外科手術
食道胃接合部癌に対する手術
食道胃接合部癌・食道腺癌に対する開胸・開腹手術—右開胸開腹連続切開の意義
Open surgery for the patients with carcinoma of the esophagogastric junction
小池 聖彦
1
,
小寺 泰弘
1
Masahiko KOIKE
1
1名古屋大学大学院医学系研究科消化器外科
pp.548-553
発行日 2018年5月20日
Published Date 2018/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212027
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【ポイント】
◆食道胃接合部癌の疾患概念の確立と症例数の増加から,胸腹境界部を術野とする開胸・開腹手術は変わりつつある.
◆経裂孔操作による解剖学的・外科手技的理解が進み,左開胸開腹連続切開は頭側の視野制限から適応症例が減っている.
◆右開胸開腹連続切開は経裂孔操作を超える頭側の視野が得られるアプローチであり,一つのオプションとして理解しておくことは重要と考える.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画(Flash形式)を見ることができます(公開期間:2021年5月末まで)。
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