1200字通信・117
face-to-face
板野 聡
1
1寺田病院外科
pp.540
発行日 2018年5月20日
Published Date 2018/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212024
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- 文献概要
“face-to-face”とは,「面と向かって」とか「差し向かいで」と訳されますが,私は「顔の見えるお付き合い」,あるいは「直接お会いしたことのある間柄」と解釈して使っています.
さて,日頃の紹介患者さんのやり取りではいろいろと難しい問題があるものです.「いつでも送ってください」と言ってくれてはいても,実際に連絡すると,間に何人かの事務的な人間が介在してくることもあってか,「土曜日の午後でできません」とか「専門の者が留守にしていますので」と断られ,戸惑うことがあるのも事実ではあります.そんなとき,お互いに見知っている関係で直接連絡をとることができれば,すべてがより円滑にできるということになりそうです.「いかにも,日本人的な」と言われるのかもしれませんが,“face-to-face”の意味あいがここにあると思っています.
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