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特集 閉塞性大腸癌—ベストプラクティスを探す
閉塞性大腸癌に対するステント留置
術前減圧はどちらを選ぶ?—ステントversusイレウス管
Which is preferable for preoperative intestinal decompression? -Colonic stent versus Transanal decompression tube
松田 明久
1
,
宮下 正夫
1
,
松本 智司
1
,
櫻澤 信行
1
,
川野 陽一
1
,
関口 久美子
1
,
山田 岳史
2
,
内田 英二
2
Akihisa MATSUDA
1
1日本医科大学千葉北総病院外科・消化器外科
2日本医科大学消化器外科
pp.20-26
発行日 2018年1月20日
Published Date 2018/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211901
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【ポイント】
◆大腸ステントは,経肛門的イレウス管に比べ留置成功率,減圧成功率ともに同等以上である.
◆大腸ステントは,経肛門的イレウス管に比べ良好な減圧効果から口側腸管の拡張を改善させ,術後腸管麻痺を遷延させない.
◆両減圧法とも穿孔などの合併症が発生し,長期予後も不明であるため十分な準備と説明が不可欠である.
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