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手術手技
腹腔鏡下幽門側胃切除術の新三角法によるBillroth Ⅰ法再建とその短期成績
Short-term outcomes of a laparoscopic gastrectomy with Billroth Ⅰ reconstruction using the Intracorporeal Triangular Anastomotic Technique
柿田 徹也
1
,
赤澤 直也
1
,
矢澤 貴
1
,
及川 昌也
1
,
本多 博
1
,
土屋 誉
1
Tetsuya KAKITA
1
1公益財団法人仙台市医療センター 仙台オープン病院消化器外科
キーワード:
腹腔鏡下幽門側胃切除術
,
体腔内吻合
,
新三角法
Keyword:
腹腔鏡下幽門側胃切除術
,
体腔内吻合
,
新三角法
pp.765-770
発行日 2017年6月20日
Published Date 2017/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211657
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要旨
目的:当科で施行した腹腔鏡下幽門側胃切除術(LDG)の新三角法によるBillroth Ⅰ(B-Ⅰ)法再建症例に対して,短期的な手術成績を検討した.方法:cStage Ⅰ胃癌に対して,2015年6月〜2016年9月に,LDG新三角法によるB-I再建を30例施行した.連続して施行した30例に関して主に吻合部関連の合併症,吻合時間を検討した.結果:縫合不全や狭窄,出血といった吻合部関連の合併症は認めなかった.吻合に要した時間の中央値は22.9分であった.結論:新三角法は安全に施行可能であり,LDG B-Ⅰ体腔内吻合の選択肢となりうる.
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