Japanese
English
特集 消化器疾患に対する機能温存・再建手術
I. 上部消化管領域
8. 機能温存の観点からみた幽門側胃切除におけるBillroth-Ⅰ法の意義
Functional outcomes of delta-shaped anastomosis
坂口 正純
1
,
赤川 進
1
,
金谷 誠一郎
1
M. Sakaguchi
1
,
S. Akagawa
1
,
S. Kanaya
1
1大阪赤十字病院消化器外科
キーワード:
デルタ吻合
,
腹腔鏡下幽門側胃切除術
,
Billroth-Ⅰ
Keyword:
デルタ吻合
,
腹腔鏡下幽門側胃切除術
,
Billroth-Ⅰ
pp.434-439
発行日 2019年4月25日
Published Date 2019/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_434
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われわれが完全鏡視下胃十二指腸吻合法としてデルタ吻合を報告して以来1),その簡便性,安全性,有用性よりデルタ吻合は腹腔鏡下幽門側胃切除の標準再建法の一つとなっている2~5).当科では2011年4月よりデルタ吻合を導入し,良好な成績を収めている.当科におけるデルタ吻合のコンセプト,手技の工夫,その成績を報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2019