手術手技
腹腔鏡下 / ロボット支援幽門側胃切除術におけるBook-Binding Techniqueの手技と成績
工藤 健介
1
,
沖 英次
1
,
太田 光彦
2
,
吉住 朋晴
1
1九州大学大学院消化器・総合外科
2国立病院機構 九州医療センター消化管外科
キーワード:
胃癌
,
腹腔鏡下幽門側胃切除術
,
Book-Binding Technique
Keyword:
胃癌
,
腹腔鏡下幽門側胃切除術
,
Book-Binding Technique
pp.2089-2097
発行日 2024年12月15日
Published Date 2024/12/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000004195
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世界保健機関の2020年世界がん観測データによると,胃癌は世界で4番目に死亡率の高い癌であり,近年,免疫チェックポイント阻害剤が生存率向上に寄与しているが,現状では外科的切除が根治的な治療法である。胃癌に対しては腹腔鏡手術,ロボット支援手術といった低侵襲手術が普及,定型化してきており,標準的なアプローチとなっている。腹腔鏡下 / ロボット支援幽門側胃切除後の吻合法としてはBillrothⅠ法とRoux-en-Y法が一般的な方法であるが,とくにBillrothⅠ法に関しては完全内視鏡外科手術による体腔内吻合が行われている。
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