Japanese
English
特集 ビッグデータにもとづいた—術前リスクの評価と対処法
機能障害別 評価と対処法
肝機能障害
Liver dysfunction
巌 康仁
1
,
赤星 径一
1
,
小野 宏晃
1
,
松村 聡
1
,
光法 雄介
1
,
伴 大輔
1
,
落合 高徳
1
,
工藤 篤
1
,
田中 真二
2
,
田邉 稔
1
Yasuhito IWAO
1
1東京医科歯科大学肝胆膵外科
2東京医科歯科大学分子腫瘍医学
pp.150-156
発行日 2017年2月20日
Published Date 2017/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211506
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【ポイント】
◆従来の肝機能評価法としてChild-Pugh分類と肝障害度がよく知られ,肝切除術の術前に広く用いられていたものと考えられる.
◆その一方で,ビッグデータに基づくリスク因子には,すべての術式で肝機能障害に関連する項目が含まれていた.
◆術前の肝障害に対する対処法は対症療法であるとはいえ,今なお日進月歩であり,術前のみならず術後の対処も有効である.
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