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特集 ビッグデータにもとづいた—術前リスクの評価と対処法
総論
NCDを活用した術前リスク評価
Preoperative prediction of mortality after the major gastroenterological surgeries
丸橋 繁
1,4
,
後藤 満一
2,5,6
,
宮田 裕章
3,6
Shigeru MARUBASHI
1,4
1福島県立医科大学肝胆膵・移植外科
2大阪府立急性期・総合医療センター
3慶應義塾大学医学部医療政策・管理学
4日本消化器外科学会NCDデータ品質管理小委員会/プロジェクト管理小委員会/データベース
5National Clinical Database
6日本消化器外科学会データベース委員会
pp.134-139
発行日 2017年2月20日
Published Date 2017/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211502
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【ポイント】
◆NCDは全国で4,800以上の施設から年間120万件以上が入力されている,わが国最大の臨床データベースである.
◆NCDデータからは,単なる統計だけではなく,自施設の医療レベルの客観的評価(ベンチマーク)や個々の症例における術前リスク評価といった有用な情報が各施設へフィードバックされ活用されている.
◆NCDのめざすところは,データに基づいた「外科医療の透明性(Transparency)」による外科医療の質のさらなる向上である.
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