Japanese
English
特集 外科医が攻める高度進行大腸癌
尿管浸潤
Advanced colorectal cancer involving the ureter
志田 大
1
,
金光 幸秀
1
,
塚本 俊輔
1
,
落合 大樹
1
Dai SHIDA
1
1国立がん研究センター中央病院大腸外科
pp.942-947
発行日 2016年8月20日
Published Date 2016/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211256
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【ポイント】
◆癌の浸潤性発育と炎症性癒着の鑑別は困難であり,尿管浸潤が疑われる症例では合併切除を行うことが原則である.
◆腫瘍辺縁では本来の解剖学的層を越えた剝離層で手術を行うため,解剖や再建方法を熟知する必要がある.
◆尿管切除後の再建方法は,切除尿管の部位,長さ,腎機能などを考慮し,術中に臨機応変に対応しなければならない.
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