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特集 必携 腹腔鏡下胃癌手術の完全マスター—ビギナーからエキスパートまで
PartⅡ:その先の課題と努力目標
腹腔鏡下幽門保存胃切除の手順と手技
Procedure of laparoscopic pylorus preserving gastrectomy
愛甲 丞
1
,
山下 裕玄
1
,
瀬戸 泰之
1
Susumu AIKOU
1
1東京大学消化管外科学
pp.706-710
発行日 2016年6月20日
Published Date 2016/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211198
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【ポイント】
◆幽門保存胃切除は,ダンピング症状や体重減少が少なく,術後のQOL向上をめざした機能温存手術として行われる.
◆幽門下動静脈や迷走神経腹腔枝の温存においては,微細な局所解剖に関する知識と丁寧な郭清操作が求められる.
◆当科では幽門下動静脈を温存することで,術後の胃内容排出遅延が低減しており,良好な成績が得られている.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2018年6月末まで)。
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