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特集 必携 腹腔鏡下胃癌手術の完全マスター—ビギナーからエキスパートまで
PartⅠ:導入〜技術認定に向けて
腹腔鏡下胃切除術に必要な局所解剖
Surgical anatomy required for laparoscopic gastrectomy
篠原 尚
1
,
角田 茂
1
,
細木 久裕
1
,
久森 重夫
1
,
坂井 義治
1
Hisashi SHINOHARA
1
1京都大学消化管外科
pp.671-679
発行日 2016年6月20日
Published Date 2016/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211193
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【ポイント】
◆胃間膜の立体構造を俯瞰的に把握することが,胃切除術に必要な局所解剖の理解につながる.
◆胃癌リンパ郭清では,膵や腹腔動脈の主要分枝を外しながら,できるだけ無傷な状態(intact package)で胃間膜を切除することをめざす.
◆操作にあたっては疎性結合組織からなる“剝離可能層(dissectable layer)”を正確にトレースすることが重要である.
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