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特集 術後障害のリアル—外来フォローの実力が臓器損失を補う
術後障害を診るための基本
術後障害とQOL—どのように考え,どのように評価するか
Postoperative disturbance and quality of life: How do we understand, and How do we assess it?
平 成人
1
Naruto TAIRA
1
1岡山大学病院乳腺・内分泌外科
pp.260-263
発行日 2016年3月20日
Published Date 2016/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211100
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【ポイント】
◆疾病,治療は長期的な身体・心理・社会的な影響を伴う場合があり,survivor careの課題とされている.
◆医療者は治療関連症状を低く見積もる傾向があり,患者評価との乖離がある.このため,臨床症状の評価には患者の主観的評価であるPatient-Reported Outcome(PRO)が重視されている.
◆PRO評価を通じた,患者の直面している問題への理解と関心が,survivor careの第一歩である.
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