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特集 イラストでみる大腸癌腹腔鏡手術のポイント
腹腔鏡下右結腸切除術
Laparoscopic right colectomy
猪股 雅史
1
,
白下 英史
1
,
北野 正剛
2
Masafumi INOMATA
1
1大分大学医学部消化器・小児外科学講座
2大分大学
pp.135-142
発行日 2016年2月20日
Published Date 2016/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211070
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【ポイント】
◆腹腔鏡下右半結腸切除術の剝離授動では,回結腸動静脈幹,後腹膜下筋膜,十二指腸水平脚,上腸間膜静脈がランドマークである.
◆Surgical trunkの郭清では,中結腸動静脈系のバリエーションが多く,術前画像による血管走行の把握や術中の安全な血管剝離・露出の工夫が必要である.
◆安全な吻合のためには,後腹膜からの腸管の十分な授動と副右結腸静脈の腹腔内での切離,小切開創からの速やかな機能的端々吻合が重要な手技である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2018年2月末まで)。
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