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特集 外科医に求められる積極的緩和医療—延命と症状緩和の狭間で
総論
緩和医療における放射線療法の役割
Role of radiotherapy in palliative care
伊藤 芳紀
1
,
井垣 浩
1
,
村上 直也
1
,
稲葉 浩二
1
,
高橋 加奈
1
,
梅澤 玲
1
,
関井 修平
1
,
原田 堅
1
,
北口 真由香
1
,
小林 和馬
1
,
柏原 大朗
1
,
土田 圭祐
1
,
伊丹 純
1
Yoshinori ITO
1
1国立がん研究センター中央病院放射線治療科
pp.1454-1461
発行日 2015年12月20日
Published Date 2015/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211013
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【ポイント】
◆癌の進展による疼痛や出血,そのほか腫瘍に伴う様々な症状などに対する緩和目的の放射線治療は有効である.
◆放射線治療は腫瘍に対する直接的な局所効果を得ることができ,延命を目的とすることが可能である.
◆症状対策に際し,チーム医療の中で適切に放射線治療の適応を検討することが重要である.
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