Japanese
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特集 外科医に求められる積極的緩和医療—延命と症状緩和の狭間で
総論
緩和医療における化学療法の役割
Goals of palliative chemotherapy
三嶋 秀行
1
,
岩本 慈能
1
,
平良 高一
3
,
松村 卓樹
2
,
駒屋 憲一
2
,
齊藤 卓也
2
,
安藤 景一
2
,
石黒 成治
2
,
大橋 紀文
2
,
有川 卓
2
,
小松 俊一郎
2
,
宮地 正彦
2
,
佐野 力
2
Hideyuki MISHIMA
1
1愛知医科大学病院臨床腫瘍センター
2愛知医科大学消化器外科
3まちだ胃腸病院内科
pp.1448-1453
発行日 2015年12月20日
Published Date 2015/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211012
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【ポイント】
◆治癒を期待することが難しい状況での化学療法が「緩和化学療法」であり,化学療法は早期緩和そのものである.
◆緩和化学療法の目的は,「本人や家族が後悔の少ない最期を迎えられるようにサポートすること」である.
◆EBMだけでなく,患者との対話を通して決めるSDM(sheared decision making)が患者を適切な治療に導く.
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