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特集 知っておきたい放射線・粒子線治療
膵癌に対する放射線治療の現況と展望
Current status and future perspective of radiotherapy for pancreatic cancer
伊藤 芳紀
1
,
馬屋原 博
1
,
脇田 明尚
1
,
角 美奈子
1
,
師田 まどか
1
,
村上 直也
1
,
吉尾 浩太郎
1
,
稲葉 浩二
1
,
高橋 加奈
1
,
関井 修平
1
,
原田 堅
1
,
北口 真由香
1
,
山岸 健太郎
1
,
伊丹 純
1
Yoshinori ITO
1
1国立がん研究センター中央病院放射線治療科
pp.1004-1010
発行日 2012年8月20日
Published Date 2012/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104177
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【ポイント】
◆局所進行切除不能例に対し,新規抗癌剤併用化学放射線療法により治療成績が向上し,中長期的な生存も図ることができる.
◆放射線治療は,腫瘍に対する正確な照射と正常組織への線量低減を図るために,3次元治療計画を行うことが推奨される.
◆局所進行切除不能例に対する化学放射線療法前の導入化学療法や,切除例に対する補助化学放射線療法の有用性を検討する臨床試験が施行されている.
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