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特集 同時性・異時性の重複がんを見落とさない—がん診療における他臓器への目配り
同時性・異時性重複がんの実態と診療戦略
胃癌
Synchronous and metachronous malignant neoplasms in gastric cancer and synchronous and metachronous gastric cancer
小林 大介
1
,
小寺 泰弘
1
Daisuke KOBAYASHI
1
1名古屋大学大学院医学系研究科消化器外科学
pp.1352-1355
発行日 2015年11月20日
Published Date 2015/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210987
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【ポイント】
◆胃癌の重複がんでは,大腸癌,肺癌,その他の消化器癌の頻度が高率であった.
◆多発胃癌では,見逃し病変の存在の可能性と,遠隔期に残胃癌の発生があることを念頭に置くべきである.
◆術後5年以降でも,個々の患者の疾病リスクに応じて,消化管内視鏡検査,CTの継続を考慮する.
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