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特集 切徐可能なStage Ⅳ胃癌に対する外科治療
総論
胃癌治療ガイドラインからみたStage Ⅳ胃癌に対する外科治療の現状
Indication for surgery with intent to cure among patients with Stage Ⅳ gastric cancer:new proposals from the Japanese Gastric Cancer Treatment Guidelines
小寺 泰弘
1
,
大橋 紀文
2
,
小林 大介
1
,
田中 千恵
1
,
藤原 道隆
3
Yasuhiro KODERA
1
1名古屋大学大学院医学系研究科消化器外科学
2愛知医科大学消化器外科
3名古屋大学附属病院クリニカルシミュレーションセンター
pp.1406-1409
発行日 2013年12月20日
Published Date 2013/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104864
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【ポイント】
◆胃癌治療ガイドライン第3版においては,Stage Ⅳ 胃癌を根治をめざした外科切除の対象外と位置づけている.
◆洗浄細胞診陽性例,軽微な大動脈周囲リンパ節転移陽性例,少数の肝転移を有する症例は例外的に切除の対象となりうる.
◆今後はStage Ⅳ 胃癌の治療方針についても,前向きの臨床試験でエビデンスを構築する必要がある.
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