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特集 胃癌腹膜転移治療の最前線
CY1陽性胃癌の治療方針
Strategy for gastric cancer with positive peritoneal lavage cytology
小林 大介
1
,
神田 光郎
1
,
田中 千恵
1
,
山田 豪
1
,
中山 吾郎
1
,
藤井 努
1
,
杉本 博行
1
,
小池 聖彦
1
,
野本 周嗣
1
,
藤原 道隆
1
,
小寺 泰弘
1
Daisuke KOBAYASHI
1
1名古屋大学大学院医学系研究科消化器外科学
pp.648-653
発行日 2013年6月20日
Published Date 2013/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104604
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【ポイント】
◆CY1陽性胃癌に対して胃切除後にS-1を中心とした術後化学療法を行うことで,2年生存率50%,5年生存率24%と良好な成績を得ることができた.
◆今回の検討では,治癒症例と考えられる5年以上の長期生存例が14例,17%存在した.
◆CY1陽性胃癌は根治を期待できる対象群であり,今後さらに集学的治療法についてエビデンスの構築が待たれる.
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