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特集 同時性・異時性の重複がんを見落とさない—がん診療における他臓器への目配り
総論
多臓器発がんに関するOncology
Oncology of multiple organs carcinogenesis
早瀬 傑
1
,
竹之下 誠一
1
Suguru HAYASE
1
1福島県立医科大学器官制御外科
pp.1321-1325
発行日 2015年11月20日
Published Date 2015/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210979
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【ポイント】
◆近年の診断技術,治療技術の向上により,がん治療後の生存率は年々高くなっており,それに伴い同時性,あるいは異時性の重複がんと診断される人の数が増えている.
◆重複がんの要因には様々なものがあり,それらが互いに影響しあって重複がんを引き起こすと考えられている.
◆重複がんの発生については未知の部分も多く,今後,その疫学的,分子生物学的研究をはじめ,様々な分野におけるさらなる研究が必要になると思われる.
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